ジェイミー・ヴァーディーと岡崎慎司【写真:Getty Images】
レスター・シティに所属する日本代表FW岡崎慎司の存在は、チームに勝利をもたらしている。FWジェイミー・ヴァーディーとともに先発した場合、それ以外の試合と大きく勝率が異なることを5日付の英メディア『BBC』が伝えている。
岡崎は昨季レスターに加入し、プレミアリーグで36試合に出場して5得点。クラブ史上初となるプレミアリーグ制覇の快挙に貢献した。今季は出場数、得点数ともに昨季より減少しているとはいえ、献身的な働きぶりに対しては一定の評価を得ることができている。
『BBC』の伝えたデータによれば、エースFWのヴァーディーと岡崎がともに先発した試合では、今季レスターは勝率50%を記録。一方で、少なくともどちらかが欠けた試合の勝率はわずか20%と大きな差が表れている。
クラウディオ・ラニエリ前監督が解任され、クレイグ・シェイクスピア監督がチームを率い始めてからのデータは、岡崎がもたらす好影響をさらに強く示唆している。監督交代以来のリーグ戦9試合で、レスターは岡崎が先発した6試合に全勝を収める一方で、先発しなかった3試合は1分け2敗。ヴァーディーは9試合全てに先発していた。
前節ウェスト・ブロムウィッチ戦では、岡崎のアシストからヴァーディーが1-0の決勝点を奪った。現地時間6日に行われるワトフォード戦でも2人のコンビネーションに期待がかかる。
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