ドルトムントのピエール=エメリク・オーバメヤン【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマン(PSG)はドルトムントに所属するガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンにオファーを出した模様だ。3日付けの独紙『シュポルト・ビルト』などが報じている。
記事によると、PSGはドルトムントに対しオーバメヤン獲得のための正式オファーを出したと伝えている。ドルトムントのハンス=ヨハヒム・ヴァツケCEOは7000万ユーロ(約84億円)以上のオファーが来た場合には話し合いに応じる姿勢を見せているようだ。
カタール資本による圧倒的な予算を要するPSGはチャンピオンズリーグ(CL)制覇をするための切り札としてオーバメヤンが必要と判断しているようだ。先月25日には仏サッカー専門誌『フランス・フットボール』が代理人を務めるオーバメヤンの父親がPSGのスポーツディレクターを務める元オランダ代表FWパトリック・クライファート氏と会ったと報道した。
さらに同誌では3日、ドルトムントがオーバメヤンの移籍を見越し、セルティック所属のFWムサ・デンベレに興味を持っていると報じている。20歳のデンベレは今季リーグ戦29試合に出場し17得点8アシストを記録している。また、CLではマンチェスター・シティ相手に2ゴールを挙げるなど“ドログバ2世”とも呼ばれている。
オーバメヤンは2013年に1300万ユーロ(約16億円)でフランス1部リーグのサンテチエンヌからドルトムントに移籍してきた。クラブと2020年まで契約をしている27歳のストライカーはこれまでドルトムントで185試合に出場し115ゴールを挙げている。
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