レアル・マドリーのクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
現地時間2日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグのアトレティコ・マドリー戦でハットトリックを記録したことで、レアル・マドリーのFWクリスティアーノ・ロナウドは数々の記録を達成することになった。『FOXスポーツ』など各国メディアが伝えている。
2014年と昨年のCL決勝の再戦となった欧州でのマドリードダービーはC・ロナウドの一人舞台となり、チームが3-0の勝利を収めた試合の全得点を記録。レアル・マドリーが2年連続の決勝進出へ大きく前進した。
この3得点により、C・ロナウドは史上初となるCL決勝トーナメントでの通算50ゴール越えを達成。計52ゴールとなり、バルセロナのFWリオネル・メッシ(37得点)を大きく引き離している。また、CLでのハットトリック回数はメッシに並んで7回で最多タイとなった。
C・ロナウドははCL準決勝における最多の通算得点記録も更新した。マドリーのレジェンドであるアルフレード・ディ・ステファノ氏は準決勝で計10得点を挙げていたが、C・ロナウドはマンチェスター・ユナイテッド在籍時に3点、マドリーで10点、合計13得点で歴代単独最多に。
CLでの通算得点は、準々決勝のバイエルン・ミュンヘン戦で100点に到達していたが、さらに3点を加えて計103点。対戦相手であるアトレティコの大会通算得点(100点)を一人で上回っている。
また、バイエルンとの2ndレグに続くCLでの2試合連続ハットトリックは自身初。ブラジルのFWルイス・アドリアーノ(現スパルタク・モスクワ)が2014年のグループステージで達成した記録に並んだ。メッシも今季グループステージで、欠場した試合を挟んでの2試合連続ハットトリックを達成していた。
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