レアル・マドリーのクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
レアル・マドリーは、同クラブ所属のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがクラブでの公式戦400ゴールを達成したとして祝っている。だが、実際にはまだ「399ゴール」が正確なのかもしれない。
マドリーは現地時間2日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグでアトレティコ・マドリーとのダービーマッチを戦い、ホームで3-0の勝利を収めた。3得点を全て記録したのはエースのC・ロナウドだった。
この3得点を加えたことでC・ロナウドがクラブでの通算「400ゴール」を達成したとして、マドリーは公式ウェブサイトに特集記事を掲載している。リーガエスパニョーラで281ゴール、CLで88ゴールなど、389試合の出場で400ゴールに到達したとされている。
だが英紙『デイリー・メール』など複数メディアは、C・ロナウドの正式な得点数はもう1点少ないと伝えている。記録に混乱が生まれるのは、2010/11シーズンのリーガのレアル・ソシエダ戦で記録されたゴールに原因がある。
ソシエダ戦ではC・ロナウドの放ったFKがチームメートのDFペペの背中に当たってゴールに収まった。リーグの公式記録ではペペのゴールとされているものの、リーガ得点王に贈られる「ピチーチ」賞を主催する『マルカ』紙ではC・ロナウドの得点としている。
マドリーは『マルカ』と同じ記録を採用し、C・ロナウドがアトレティコ戦で400ゴールを達成したとみなしている。公式記録に基づけば、大台に乗せるにはあと1点が必要ということになる。
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