現地時間1日に行われたプレミアリーグ第35節のワトフォード対リバプール戦で、リバプールのドイツ代表MFエムレ・ジャンが記録した決勝ゴールが非常に美しいものだったとして称賛を集めている。

　ジャンは前半終了間際にリバプールの先制点を記録。後方からペナルティーエリア内へ送られた浮き球パスの落下点に入ると、そのまま豪快なバイシクルシュートをゴール左隅へ叩き込んだ。この1点が決勝点となり、リバプールはアウェイで1-0の勝利を収めている。

「最初はヘディングしようと思ったけど、ゴールが遠かった。あまり考えずに蹴ったよ」とジャンが試合後に述べたコメントを、英紙『リバプール・エコー』などが伝えている。「今まで僕が決めた中で最高のゴールだ」とスーパーゴールを誇った。

　英メディア『ESPN FC』では、ジャンのゴールは「今季プレミアリーグで最高のゴールか？」とオンラインアンケートを実施。マンチェスター・ユナイテッドのヘンリク・ムヒタリアン（サンダーランド戦）、アーセナルのオリビエ・ジルー、ウェスト・ハムのアンディ・キャロル（ともにクリスタル・パレス戦）も含めた4択の中で、ジャンのゴールは最多の得票を集めている。

　一方『スカイ・スポーツ』では、プレミアリーグで記録された歴代のオーバーヘッドキックの中で最高のものを選ぶ投票を行っている。ユナイテッドのウェイン・ルーニーが2011年のマンチェスターダービーで決めたゴールを上回り、こちらも現時点でジャンのゴールが得票数1位となっている。

【了】