FC東京の久保建英【写真:Getty Images】
2017年U-20ワールドカップに臨むU-20日本代表メンバーが2日に発表された。FC東京に所属するFW久保建英が「15歳」での飛び級招集を受けたことを、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』も伝えている。
日本代表が2007年以来となる5大会ぶりの出場権を獲得したU-20W杯は、今月20日から韓国で開催される。先月の代表候補遠征などに招集され、本大会出場が注目されていた久保も、チーム最年少でメンバーに名を連ねている。
かつてバルセロナの下部組織で将来を嘱望されていたこともあり、スペインのメディアは今でも久保に注目を続けている。2日付の『ムンド』は、バルサから「3+1人がU-20W杯に出場」と報道。久保をバルサ所属選手に準ずる存在として扱っている。
バルサの現所属選手として大会出場が見込まれるのは、下部組織に所属する韓国のFWイ・ スンウとMFペク・スンホ、およびウルグアイのDFサンティアゴ・ブエノ。ウルグアイは日本と同じグループDに入っており、“現バルサ”のブエノと“元バルサ”の久保が対戦する可能性もある。
久保については、「15歳という若さで日本代表の座を勝ち取った」と報じられている。「日本で最も有望なFWの一人」である同選手は、「FC東京で成長を続けているところだが、バルサは彼を見失ってはおらず、彼の進化の全てをすぐ近くから追い続けている」と『ムンド』は記した。
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