バイエルン・ミュンヘンのレナト・サンチェス【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンは昨年夏、ベンフィカからポルトガル代表MFレナト・サンチェスを獲得したが、その契約の際に様々な付帯条項が設定されていたようだ。ポルトガル紙『Record』が報じている。
記事によると、バイエルンはサンチェスが2016/17シーズンに25試合以上出場した場合、ベンフィカに500万(約6億円)ユーロを払う契約をしていたと伝えている。
今季ここまで公式戦24試合に出場しているサンチェスは残り3試合となったリーグ戦で1試合でも出場した場合、バイエルンはその額を支払わなければならない。そのため、19歳のヤングスターが残りの試合に出場するかどうかは不透明だ。
その他の付帯条項として、サンチェスとの契約が切れる2021年までに「FIFA年間ベストイレブン」に選ばれた場合、また「FIFAバロンドール」の最終選考の3人に選ばれた時点でそれぞれ2000万ユーロ(約24億円)を支払うことになっているようだ。
なお、バイエルンはポルトガルの“至宝”と称されるサンチェスを獲得するにあたり3500万ユーロ(約42億円)を払っており、今後最大で4500万ユーロ(約54億円)を支払う可能性もあるようだ。
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