ニースのマリオ・バロテッリ【写真:Getty Images】
フランス・リーグアンのニースは現地時間30日にパリ・サンジェルマン(PSG)と対戦し、ホームで3-1の勝利を収めた。
ニースは26分にマリオ・バロテッリが左足のミドルシュートを決めて先制すると、その後もPSGの反撃を1点に抑えた。アウェイのPSGは試合終盤にチアゴ・モッタとアンヘル・ディ・マリアがそれぞれ一発レッドで退場するなど、9人で敗北の瞬間を迎えることとなった。
殊勲の先制点を決めたバロテッリは試合後、自身のインスタグラムで「ここはパリじゃない」と投稿し、4連覇中のフランス王者にチクリ。さらに「さぁ次のことを考えよう。パリは過去のことだ」と綴った。
近年はリーグアンで圧倒的な強さを見せてきたPSGだが、残り3試合で首位モナコとは勝ち点3差の2位。モナコは4試合を残しており、逆転優勝に向けて厳しい状況に追い込まれている。王者を沈めたニースはこの勝利によってPSGと勝ち点3差の3位と肉薄することとなった。
今季はリーグ戦20試合で13得点を決めているバロテッリ。ここ数シーズンはイングランドやイタリアで不振に陥っていたが、悪童は健在のようだ。
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