現地時間4月30日に行われたベルギー1部リーグの優勝プレーオフ第6節で、FW久保裕也は4試合連続ゴールを挙げることができなかった。それでも、すでにチームで築いた地位は揺るがなそうだ。エメ・アンテュニス氏が、ベルギーメディア『De Zondag』で語った。

　2位につけるヘントはこの日、首位のアンデルレヒトをホームに迎えて0-0で引き分けた。この大一番の前、元ベルギー代表監督のアンテュニス氏は、「ヘントの勝利を予想する」と述べ、次のように続けている。

「ヘントは信頼を取り戻した。彼らはとても不安定なスタートだったが、良いサッカーをして結果が出るようになった。それは新年の大きな投資の成果だと私は思う。久保裕也がその良い例だ。彼はチームの柱の一人だ」

　ヘントはクラブレコードとなる移籍金で久保を獲得した。その後、優勝プレーオフに入れるかが微妙だったチームは見事順位を上げており、今では首位に圧力をかける位置にいる。

　アンデルレヒト戦で久保の連続得点は3試合で止まってしまったが、周囲から確かな信頼を得ているようだ。

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