レアル・マドリーのクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、現地時間29日に行われたリーガエスパニョーラ第34節のバレンシア戦で1ゴールを挙げたことで、46年ぶりに欧州“主要6リーグ”における通算得点数の最多記録を更新した。29日付の英紙『ミラー』などが伝えている。
C・ロナウドはバレンシア戦の前半に、右からのクロスにヘディングで合わせて先制ゴールを記録。後半にはPKを失敗してしまったが、2-1の勝利に貢献した。
この日のゴールは今季リーガで20点目であり、2009年のマドリー加入以来8シーズン連続でリーグ戦20得点を達成したことになった。今季も含め9シーズン連続の20点越えを成し遂げているバルセロナのFWリオネル・メッシに次ぐ記録だ。
さらに、C・ロナウドは過去に在籍したポルトガル、イングランドも含めたリーグ戦での通算得点数が367点となった。これは元イングランド代表のジミー・グリーブス氏が保持していた記録を46年ぶりに更新するものだという。
1960年代を中心に活躍したグリーブス氏はチェルシーやトッテナムなどでゴールを量産し、イングランド1部で4度の得点王に輝いた。ミランやウェスト・ハムでもプレーした同氏がリーグ戦通算528試合で366得点を挙げたのに対し、C・ロナウドは485試合で367ゴールを記録している。
歴代3位はドイツの“爆撃機”ゲルト・ミュラー氏で、ブンデスリーガで通算365ゴール。リーガに限ればメッシが最多の通算345ゴールを挙げ、歴代2位のC・ロナウドを65点上回っている。
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