鹿島アントラーズ【写真:Getty Images for DAZN】
30日、明治安田生命J1リーグ第9節の試合が各地で開催された。
4日前のルヴァンカップに続いての連戦となった清水エスパルス対ベガルタ仙台戦では、その試合に続いて仙台が連勝。FWクリスランの2ゴールなどで、アウェイで3-0の勝利を収めた。アルビレックス新潟対柏レイソル戦は、序盤に1点を奪った柏が1-0のリードを最後まで守って試合を終えている。
15時からの試合では、大宮アルディージャと浦和レッズがさいたまダービーを戦った。最下位に沈む大宮と首位を走る浦和という対称的な状況の両チームが激突したが、ホームの大宮が意地を見せることに成功。後半に茨田が奪った1点により宿敵を下して今シーズンの初勝利を挙げた。
FC東京はサンフレッチェ広島をホームに迎えて1-0で勝利。中村俊輔が腰痛のため欠場したジュビロ磐田は、北海道コンサドーレ札幌に対して序盤に2点を奪われながらも、後半に追いついて2-2のドローで試合を終えた。
鹿島アントラーズ対サガン鳥栖戦は両チームがPKを決め合って1-1としたあと、CKに合わせたDF昌子のゴールで鹿島が勝ち越して勝利。ヴィッセル神戸対ヴァンフォーレ甲府戦はMF堀米のゴールで甲府が勝利している。
横浜F・マリノス対ガンバ大阪戦は、64分にG大阪が決勝ゴール。左からのクロスをニアの長沢が巧みなヒールキックで中央へ流し、18歳の堂安律が公式戦3試合連続となるゴールを蹴り込んだ。
ナイトゲームではセレッソ大阪と川崎フロンターレが対戦。67分には清武のパスを受けた山村がゴール左隅へ鋭いシュートを決めてC大阪が先制する。さらに87分、柿谷のシュートが弾かれたところを清武が押し込み、日本復帰後初ゴールでC大阪の勝利を決定づけた。
浦和は敗れながらも首位を守っているが、2位のG大阪、3位の鹿島がいずれも1ポイント差に浮上。上位は再び混戦となりつつある。次節は4日木曜日に、首位攻防戦となる浦和対鹿島の直接対決が組まれている。
清水 0-3 仙台
新潟 0-1 柏
大宮 1-0 浦和
FC東京 1-0 広島
磐田 2-2 札幌
鹿島 2-1 鳥栖
神戸 0-1 甲府
横浜FM 0-1 G大阪
C大阪 2-0 川崎F
【了】