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15歳久保建英、デビュー戦の相手と再戦で成長実感。「去年よりやれている」

text by 編集部 photo by Getty Images

久保建英
FC東京の久保建英【写真:Getty Images】

 FC東京に所属するFW久保建英は、30日に行われた明治安田生命J3リーグのAC長野パルセイロ戦を終えたあと、試合を重ねる中で自身の成長を実感できていると語った。

 FC東京U-23の一員としてJ3での出場を続けている久保は、Jリーグ最年少記録を更新する初ゴールを挙げた前節のセレッソ大阪U-23戦に続いて先発で出場。2試合連続ゴールを奪うことはできず、試合は0-0のドローに終わった。

「前半は少しマークが厳しかったりして、押され気味だったりもしましたが、前半にあれだけマークが来ていたら後半には少し落ちてくるだろうなというのは考えていたので。後半は前半と比べて良いプレーも増えたと思います」と久保は自身のプレーについてコメントしている。

 だが、ゴールや勝利という結果に繋がらなかったことには不満を残した様子。「最後に決めきれないと、今日みたいな試合で勝ちが逃げていってしまうので。もっと目に見える結果をどんどん残していければなと思っています」と今後の試合への改善ポイントを挙げた。

 左利きの久保だが、この試合では右足でミドルシュートを放つ場面も。「右足でも1回決めておかないと、右はないぞって思われたらおしまいなので。早く右でも決められるように練習したいと思っています」

 久保にとって長野は昨年11月、Jリーグデビューを飾った試合の相手でもあった。去年の時点では「自分のプレーを出せていなかった。まだ相手が1枚2枚上手だった」と振り返る久保だが、その試合との比較から自身の成長も実感できたようだ。「去年と比べて緊張感も減りましたし、明らかにやれているなというのは自分の中でありました。成長はしているんじゃないかなと思っています」と15歳の新星は話している。

(取材:元川悦子、文・構成:編集部)

【了】

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