降格が決定し座り込むサンダーランドのFWジャーメイン・デフォー【写真:Getty Images】
サンダーランドは現地時間29日にプレミアリーグ第35節でボーンマスと対戦し、0-1で敗れた。
この結果、最下位サンダーランドと17位ハル・シティとの勝ち点差は13ポイントとなり、4試合を残して降格圏内が確定。2005/06シーズン以来の2部降格が決まった。
昨季まで9年連続でプレミアリーグ残留を成し遂げてきたサンダーランドだったが、デイビッド・モイーズ監督が就任した今季は序盤から苦戦続き。開幕戦から10試合勝ちがなく、その間に8敗を喫すると、降格決定の29日までの10試合で2分8敗と勝ちなしで一切浮上のきっかけをつかめなかった。2連勝したのは11月の一度のみだ。
そんな出口の見えない低迷の中で、ベテランFWジャーメイン・デフォーがここまで14得点を挙げて孤軍奮闘。イングランド代表復帰も果たした。だが他がついてこず、34試合(1試合未消化)で総得点26は下から2番目の体たらくで、守備は60失点と完全に崩壊していた。
来季は2006/07シーズン以来のチャンピオンシップ(2部)での戦いとなる。その時は1年でプレミアリーグ復帰を果たしたが、今回も同じように最短で1部の舞台に戻ってこられるだろうか。
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