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新たなイブラにアンリ、ヴィエリ…そして神!? U-20世代のタレント名鑑:FW編【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

クラブと代表でデビュー戦ゴールを挙げた“ワンダーボーイ”

マーカス・ラッシュフォード
マーカス・ラッシュフォードはすでにイングランド代表の常連【写真:Getty Images】

マーカス・ラッシュフォード

生年月日:1997年10月31日生まれ(19歳)

所属クラブ/国籍:マンチェスター・ユナイテッド/イングランド

 2016年2月25日、世界に衝撃が走った。18歳のマーカス・ラッシュフォードはUEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦2ndレグのミッティラン戦に、負傷したアントニー・マルシャルに代わって急遽先発出場すると、デビュー戦でいきなり2ゴールを挙げ、1stレグを1-2で落としていたマンチェスター・ユナイテッドを救った。

 さらに3日後の2月28日、アーセナル戦でプレミアリーグデビューを果たすと2ゴール1アシストで、ユナイテッドを3-2の勝利に導いた。

 そして夏にはEUROに出場するイングランド代表から初招集を受け、デビュー戦となったオーストラリアとの親善試合で初ゴール。これが同代表の最年少得点記録となり、本大会の最終メンバー23人にも選ばれイングランド人として最年少でEUROのピッチに立った。

 今季のユナイテッドではズラタン・イブラヒモビッチの加入によって本職でないサイドでの起用が増え、途中出場も多い。それでも重要な場面でゴールを挙げ、日々成長していることをピッチ上で証明している。U-20W杯参戦の可能性もあり、今後も目が離せない。

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