エデン・アザール【写真:Getty Images】
チェルシーを率いるアントニオ・コンテ監督は、MFエデン・アザールの残留を「保証できない」と語った。英メディア『スカイ・スポーツ』などが伝えている。
今シーズンのアザールは輝きを取り戻し、プレミアリーグで15ゴールを記録。首位を走るチームに大きく貢献している。
その同選手にはレアル・マドリーなどが関心を示している模様だ。来シーズンもアザールがチームにいるかと問われたコンテ監督は「私はその責任をとることが不可能だと思う」と返答した。
さらにイタリア人指揮官は「エデンに限らず、全ての選手について同じことが言える。こういった状況において、最後に決断するのはクラブだ」と語り、最終決定権が自分にないと述べている。
「私は意見を言うことができる。決めるのはクラブだ。それで正しいと思うよ。クラブが(アザールの放出を)考えているとは思わない。チームを改善しなければいけないから補強が必要だ。ただ、サッカーには選手の意思もかかわってくる。エデンが残留したらうれしく思う」
アザールが世界のトップに近づいていることを感じているというコンテ監督。選手本人に移籍の意思はあるのだろうか。
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