香川は順当にいけば先発濃厚
人員状況について、トゥヘルの語るとことによれば、ソクラティス、スベン・ベンダーそしてバイグルは様子見とのことである。ドルトムントは、少なからず“ポカールのダメージ”を引きずっているようだ。
22日のボルシアMG戦、26日のバイエルン戦と、ここ2試合は出場機会のなかった香川は、コンディション的には問題はないだろう。ヌリ・シャヒンはボルシアMG戦で負傷したことで、今季終了を待たず既に離脱している。またバイグルも出場が様子見なのであれば、フレッシュな香川が先発となるのが順当だ。ラファエル・ゲレイロ、ゴンサロ・カストロと共に中盤を構成するのではないか。カウンターを警戒しつつ、守備ブロックの中でどのようにボールを受けて前を向くのかはもちろんのこと、もしバイグルが欠場した場合には、よりビルドアップにも気を遣う必要がありそうだ。
アウェイでのカップ戦からの疲労と、決して相性が良くはない対戦相手。簡単ではないかもしれないが、チーム一体となって、ケルンから“初勝利”を挙げたいところだ。
(取材・文:本田千尋【ドルトムント】)
【了】