セルヒオ・アグエロ【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、現地時間27日に行われたマンチェスターダービーの判定に不満があるものの、相手が一枚上手だったことを認めた。英メディア『スカイ・スポーツ』などが、ポルトガル人指揮官のコメントを伝えている。
マンチェスター・シティとのダービーを戦ったユナイテッドは、試合終盤にMFマルアン・フェライニが退場した。相手FWセルヒオ・アグエロともめて頭同士をぶつけたところ、マーティン・アトキンソン主審がレッドカードを提示している。
このシーンについてモウリーニョ監督は、「マルアンは、自分だからレッドカードになったと言っていた」とコメント。「マーティン・アトキンソンからは、レッドカードに相当するものだったと彼の意見を聞いた。ただ、試合後のアグエロは鼻が折れているわけではないし、頭に問題があったわけでもなかった。いつもどおり、整った顔をしていたね」と不満げに語った。
さらにユナイテッド指揮官は「セルヒオが倒れていなければ、レッドカードは出なかったと思う」と話し、アグエロの反応が大げさだったと指摘。それでも、「マルアンが彼にそうする機会を与えてしまった。私は見ていなかったが、おそらくレッドカードにはなるだろう。そして、経験豊富でスマートなアルゼンチン人選手が相手だったということだ」と相手が上だったことを認めている。
シティと0-0で引き分けたユナイテッドは、プレミアリーグで5位につけている。
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