ドルトムントのヌリ・シャヒン(右)【写真:Getty Images】
ドルトムントは現地時間25日、トルコ代表MFヌリ・シャヒンはクラブとの契約延長に合意したことを発表した。なお、契約期間は2019年6月30日までとなっている。
ドルトムントのハンス=ヨハヒム・ヴァツケCEOは「ヌリが我々のクラブに留まってくれてうれしい。彼はこの地域で育ち、ボルシア・ドルトムントに深く根付いた人間的にも素晴らしい人物だ」と語った。
2001年にドルトムントの下部組織でプレーを始めたシャヒンは2005年に16歳と355日でトップチームデビューを果たした。これはブンデスリーガ史上最年少出場記録として現在も破られていない。
シャヒンはBVB(ドルトムントの愛称)の主力としてプレーした2010/2011シーズンにリーグ優勝を果たす。その後2011年夏にレアル・マドリーに移籍したが出場機会に恵まれず2012年にはリバプールへレンタル移籍をする。その半年後の2013年1月にレンタル移籍でドルトムントに戻り、2014年夏に完全移籍を果たした。
サインを終えたシャヒンは「みんな私がドルトムントの街、素晴らしいファンが来てくれるスタジアムにどれだけの居心地の良さを感じているか知っている。BVBは私の心のクラブだ」と喜びを語った。
ドルトムントのミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)は「ここ数年間、ヌリは怪我という不幸が続いたが、いつも彼はピッチに戻って来た。また若い選手が多いチームの中で彼は重要な役割を果たしている」とグラウンド外での功績を讃えている。
シャヒンは現地時間4日に行われたブンデスリーガ第30節の対ボルシア・メンヒェングラッドバッハ戦で足首を負傷し途中交代した。その後の検査で足首の外側側副靭帯の部分断裂と診断され、今季中に戦列復帰できる可能性もあるようだ。
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