クラシコで退場処分となったセルヒオ・ラモス【写真:Getty Images】
レアル・マドリーで主将を務めるセルヒオ・ラモスが、現地時間24日に行われたバルセロナとの“エル・クラシコ”で一発退場を命じられたシーンについて振り返った。スペイン紙『マルカ』が伝えている。
S・ラモスはバルセロナ戦の77分、リオネル・メッシにタックルを仕掛け、エルナンデス・エルナンデス主審からレッドカードを提示された。その後、マドリーは一時的に2-2の同点に追い付くが、後半アディショナルタイムにメッシに劇的逆転ゴールを許して敗戦を喫した。
退場の判定については「僕にとっては行き過ぎだと思う」と異を唱え、メッシへのタックルの正当性を主張した。
「40回は見たけど、遅れていたことは認めるよ。でも、誰かを傷つけようとしたわけではない。メッシはうまくジャンプして交わしていたし、僕は彼に触れていない。(判定は)試合に大きなインパクトを与えた」
マドリーでのキャリアで22度目の退場となったS・ラモスは、クラシコでの退場回数も「5」とし歴代最多となっている。
なお、1試合消化が少ないマドリーはクラシコに敗れたことで2位に転落。宿敵に首位の座を明け渡した。
再びリーガエスパニョーラの優勝争いは混迷状態となったが、S・ラモスは「この結果が何かを変えることはない」と強気な姿勢を示した。
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