セルヒオ・ラモスにレッドカードを提示するエルナンデス・エルナンデス主審(右)【写真:Getty Images】
現地時間23日に行われたリーガエスパニョーラ第33節のバルセロナ戦で、レアル・マドリーのDFセルヒオ・ラモスが退場処分を受けた。
マドリーの1点ビハインドで迎えた77分、S・ラモスはリオネル・メッシの背後からスライディングタックルを見舞う。これが危険なプレーと判定され、アレハンドロ・エルナンデス・エルナンデス主審にレッドカードを提示された。
S・ラモスにとってクラシコでの退場は通算5度目で、歴代最多記録となっている。マドリーでクラブ史上最多のレッドカードを受けている同選手は、今回がマドリーで22回目の退場となった。
また、珍しい記録も生まれている。クラシコで自身2度目の笛を吹いた34歳のエルナンデス・エルナンデス主審は、2016年4月の同カードでも主審を務めていた。この時、S・ラモスは2枚のイエローカードを受けて退場になっている。
つまり過去5度のクラシコでの退場のうち、2度はエルナンデス・エルナンデス主審だった。そして2年連続で同じ主審に同じカードで退場させられたことになる。
後半アディショナルタイムに劇的かつ重要なゴールを連発してきたS・ラモスにとって、エルナンデス・エルナンデス主審はそれを阻む“天敵”と言えるかもしれない。
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