バルセロナのリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
現地時間23日のリーガエスパニョーラ第33節で、レアル・マドリー対バルセロナの”クラシコ”が行われ、アウェイのバルサが3-2で勝利を収めた。スペイン各メディアは、2ゴールを挙げるなどの活躍を見せたバルサのFWリオネル・メッシに最高級の評価を下している。
メッシはマドリーに先制を許した直後の33分、エリア手前で横パスを受けてゴール前に持ち込み同点ゴールを記録。後半にはDFセルヒオ・ラモスを退場に追い込み、2-2で迎えた後半アディショナルタイムには劇的な決勝点でバルサに勝利をもたらした。
スペイン紙『アス』はこの試合のメッシに、両GKやマドリーのDFマルセロと並ぶ「3点(0から3までの4段階)」の満点評価を与えた。寸評では「ザ・ベスト。世界最高。バルサの10番は越えられない存在であることを世界中が理解した」と絶賛している。
『ムンド・デポルティーボ』も、この日の2点目でバルサでの通算500ゴールを達成したエースを称賛。「素晴らしい活躍で首位浮上に華を添えた。永遠のライバルのホームで、500点目を決めるのにこれ以上の場所とこれ以上のタイミングはなかった」と記した。
『マルカ』は今回の試合を「歴史上最高のクラシコのひとつ」とした上で、メッシがその試合に「君臨した」と賛辞。「試合にもたらした10番のインパクトは時間を越えて記憶に残る。ベルナベウにユニフォームを見せつけた姿は象徴的だった」とメッシの存在の大きさを強調している。
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