バルセロナのリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
リーガエスパニョーラ第33節、レアル・マドリー対バルセロナの”クラシコ”が現地時間の23日に行われ、アウェイのバルサが3-2で勝利を収めた。
試合の主役はやはりこの男だった。バルサのFWリオネル・メッシは、先制された直後の33分に1-1の同点ゴールを記録。後半に入ってバルサが逆転したあと、10人となったマドリーに2-2の同点ゴールを許したが、最後は後半アディショナルタイムにメッシが劇的な決勝ゴールを奪って試合を決めた。
この試合での1点目により、メッシはリーガにおけるクラシコの通算得点が”歴代単独最多”となった。試合前の時点では、レアル・マドリーのレジェンドであるアルフレッド・ディ・ステファノ氏とメッシが計14ゴールで並んでいたが、メッシは2得点を加えて通算16点となった。
歴代3位は元バルサのセサル氏(12点)で、元マドリーのラウール・ゴンサレス氏(11点)、フランシスコ・ヘント氏(10点)が続く。マドリーの現エースであるFWクリスティアーノ・ロナウドは8位タイの8ゴールにとどまっている。
一方、リーガ以外での対戦も含めたクラシコの通算得点ではメッシがすでに歴代最多となっていた。この日の2得点を加えてメッシは計23ゴール。ディ・ステファノ氏が18ゴールで2位、C・ロナウドが16ゴールで3位に続く。
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