ミラン、本田出場も手痛い黒星【写真:Getty Images】
【ミラン 1-2 エンポリ セリエA第33節】
現地時間23日に行われたセリエA第33節でミランはエンポリをホームに迎え、1-2で敗れた。本田圭佑は87分から途中出場した。
前節インテルとのダービーマッチでは終了間際の同点劇で盛り上がったミランだが、この日は残留争い中のエンポリに苦戦を強いられる。
0-0で迎えた40分、リードを奪ったのはエンポリだった。左からのCKをエル・カドゥリがニアへ送るとムチェドリーゼがヘディングで合わせて先制点。アウェイチームがリードして折り返す。
後半に入って59分、ミランはPKの好機を得たが、スソのシュートはGKに止められてしまう。
すると67分にエンポリが追加点。マッカローネがハイボールをヘディングで落とし、ティアムが冷静に決めた。
このままでは終われないミランは、72分に1点を返す。自陣からのロングフィードを受けたラパドゥーラがDFを1人かわして左足で決め、反撃ののろしをあげた。
ゴールが必要なミランは87分、久々に10番を投入する。本田がミランの公式戦でピッチに立つのは1月25日のコッパ・イタリア以来。セリエAに限定すれば、昨年12月12日のローマ戦以来のことだ。
プレーが止まっていた時間が長く、アディショナルタイムは7分の表示。87分の投入となった本田だが、まだチャンスをつくるチャンスは十分にあった。ミランは押し込む時間が長かったものの、得点を奪うには至らない。
結局、試合は1-2でミランが敗戦。ホームで勝ち点を得ることはできなかった。
【得点者】
40分 0-1 ムチェドリーゼ(エンポリ)
67分 0-2 ティアム(エンポリ)
72分 1-2 ラパドゥーラ(ミラン)
【了】