大迫勇也【写真:Getty Images】
ケルンに所属する日本代表FW大迫勇也は、現地時間21日に行われたブンデスリーガ第30節のホッフェンハイム戦に先発フル出場した。しかし、ゴールを奪うことができず、終盤にはクリアミスから失点にも関与。チームは1-1で引き分けた。
前半と後半に一度ずつ絶好機を生かせず、失点にも絡んでしまった大迫のプレーにドイツメディアは辛辣な評価を下している。
有力紙『ビルト』はホッフェンハイム戦後の採点で、大迫にチーム最低タイの「4」をつけた(ドイツの選手採点は「1」が最高で「6」が最低)。他には先発したDFドミニク・ハインツ、MFミロシュ・ヨイッチ、途中出場のMFサリフ・エズカン、DFネベン・スボティッチの4人に「4」という評価が下されている。
地元紙『ケルナー・シュタット・アンツァイガー』は、大迫にチーム単独最低点となる「4.5」をつけた。寸評では「危険なスペースでボールを受けられず、2つの絶好機を生かせなかった。彼の試合ではなかった」と、チャンスを決めきれなかったことを指摘されている。
大迫は先月までのような溌剌としたプレーを取り戻せるだろうか。ケルンが欧州カップ戦出場権を獲得するには絶対的エースのアントニー・モデストだけでなく、大迫の活躍が不可欠だ。
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