ドルトムントのトーマス・トゥヘル監督【写真:Getty Images】
現地時間19日にチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグが行われ、ドルトムントはアウェイでモナコと対戦し1-3で敗戦。2試合合計3-6で敗退が決まった。
なお、ドルトムントのトーマス・トゥヘル監督はチームバスが試合会場に遅れて到着したことを明かした。19日付けの英紙『スカイスポーツ』が報じている。
試合後のインタビューで指揮官は、ホテルを出発する直前に警察によってバスが取り囲まれた影響で出発が遅れたことに対し「同行した警察が『しばらく待つように』と言ってきたんだ。その場で16分から17分は留まっていた。彼らはセキュリティ上の理由としか説明しなかった」と試合直前の対応に不快感を露にした。
「気にしないように試合に臨んだが、サッカーについて考えられる選手はいなかった」と語るトゥヘル監督。この一連の出来事は、現地時間11日に行われたCL準々決勝1stレグの試合前に選手及びスタッフに起こったチームバス爆発事故を思い起こさせたようだ。
また、今大会を振り返ったトゥヘル監督は「我々は準々決勝以外、素晴らしい成績を残してきた。今回の準々決勝1stレグはCL史上最も意味のない試合だった。私は選手を誰一人として批判するつもりはない」と爆発の影響で負傷したDFマルク・バルトラが手術をするなどして精神的にダメージを受けていた選手を擁護した。
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