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X・アロンソ、生涯最後のCLで古巣凱旋。観客からは大拍手「さよならを言うことができた」

text by 編集部 photo by Getty Images

シャビ・アロンソ
現役最後のCLで古巣凱旋となったシャビ・アロンソ【写真:Getty Images】

 バイエルン・ミュンヘンは現地時間19日、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグでレアル・マドリーとアウェイで対戦。延長戦の末に2-4で敗れ、2試合合計スコア3-6で敗退が決まった。

 この試合は、バイエルンのシャビ・アロンソにとって古巣との対戦でもあった。2009年にリバプールからマドリーに移籍し、5年間在籍。その間、CLとリーガエスパニョーラ、2度の国王杯優勝に貢献した。

 2014年にバイエルンへ移籍したX・アロンソは、今季限りでの現役引退を表明している。スペイン紙『アス』によれば、マドリーの本拠地サンティアゴ・ベルナベウの観客はX・アロンソの名前が読み上げられた際、大きな拍手を送っていたという。

 また、現バイエルン指揮官のカルロ・アンチェロッティ監督にも拍手が送られていたようだ。アンチェロッティ監督は、マドリーに通算10度目のCL優勝をもたらしたもののその翌シーズン後に解任されている。

 スペイン紙『マルカ』はX・アロンソのコメントを紹介。生涯最後のCLを古巣で終えた元スペイン代表MFは、「このような素晴らしいCLの試合のあとで、サンティアゴ・ベルナベウでさよならを言うことができたのは特別なことだ」と感慨深く語った。

 後半終了間際にバイエルンはアルトゥーロ・ビダルが退場処分となり、10人となっている。一時は2試合合計スコアで3-3の同点に追い付き、延長戦まで持ち込んだが、クリスティアーノ・ロナウドにハットトリックを許して勝負を決められてしまった。

「僕らはできる限りのことはした。ビダルの退場で決定的になってしまったね。11人なら最後まで戦えていただろう」と、悔しさを滲ませた。

 なお、この試合はバイエルンの主将フィリップ・ラームにとっても現役最後のCLとなった。X・アロンソはレアル・ソシエダ、リバプール、マドリー、バイエルンで通算126試合、ラームはバイエルンで通算113試合に出場している。

【了】

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