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ダービーでのアピールも効果なし? 長友、伊紙によるインテルの”放出候補”に

text by 編集部 photo by Getty Images

長友佑都
インテルの長友佑都【写真:Getty Images】

 イタリアのインテルに所属する日本代表DF長友佑都は、やはり今季限りでクラブを離れることになるのだろうか。18日付の伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、長友を夏の移籍市場での放出候補の一人に挙げている。

 2011年冬にチェゼーナからインテルに加入し、今ではチーム内で”最古参”となっている長友だが、今季の状況は厳しい。ポジション争いで苦戦を強いられ、出場機会は大幅に減少している。

 現地時間15日に行われたミランとのダービーマッチでは10試合ぶりの先発に起用され、相手の右サイドで脅威となるスソを抑えるという役割をこなしたとして一定の評価を得た。それでも、来季に向けた去就の見通しに変動はないようだ。

『ガゼッタ』紙はインテルの移籍市場での動きを特集した記事で、長友を放出候補の一人に挙げた。「30歳の日本人選手との契約満了は2年後だが、彼の冒険は終着駅を迎えつつあるようだ」と述べられている。長友の他にはFWジョナタン・ビアビアニー、MFイバン・ペリシッチ、DFジェイソン・ムリージョ、MFエベル・バネガが放出候補だとされている。

 これまでの報道では、長友に関心を示しているクラブとして、同じイタリアのアタランタやプレミアリーグのクリスタル・パレス、サンダーランド、ウェスト・ブロムウィッチなどの名前が伝えられている。

【了】

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