メスの川島永嗣【写真:Getty Images】
フランス・リーグアンのメスに所属する日本代表GK川島永嗣が、待望のリーグデビューとなる可能性が高まった。
メスは現地時間18日に行われるリーグ戦第31節で、4連覇中の王者パリ・サンジェルマンと対戦する。しかし、パリ・サンジェルマン戦に向けたメンバーに正守護神のトマ・ディディヨンが含まれていない。
今季はリーグ戦32試合のうち31試合でディディヨンがゴールマウスを守っており、正守護神のポジションを確固たるものにしているが、仏紙『レキップ』などによればパリ・サンジェルマン戦は疲労を考慮して温存するという。
チームには川島以外のGKとしてダビド・オーバーハオザーが所属し、両者はベンチ入りとベンチ外をほぼ交互に繰り返している。前節のカーン戦で川島はベンチ外だったが、その前の2試合でベンチ入りしたのは川島だった。
ここまで唯一ディディヨンが欠場した昨年12月のリーグ戦はオーバーハオザーが出場しているが、直近のチーム状況を考慮すれば、パリ・サンジェルマン戦で川島に出番が巡ってくる可能性もゼロではない。
日本代表ではUAE戦とタイ戦でファインセーブを連発し、2連勝の立役者になった川島だが、メスでの公式戦出場は今年1月のカップ戦のみ。昨年8月に加入してからリーグ戦の出場はないが、正守護神不在のなか加入8ヶ月越しのデビューとなるだろうか。
【了】