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内田が今季リーグ戦初ベンチ入りも…シャルケ、退場者出し最下位にまさかの敗戦

text by 編集部 photo by Getty Images

内田篤人
内田篤人はシャルケのリーグ戦で今季初のベンチ入りを果たしたが…【写真:Getty Images】

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【ダルムシュタット 2-1 シャルケ ブンデスリーガ第29節】

 ドイツ・ブンデスリーガ第29節が現地時間16日に行われ、シャルケはアウェイでダルムシュタットと対戦した。

 シャルケはセアド・コラシナツと主将のベネディクト・ヘーヴェデスがコンディション不良で欠場し、守備の要2人を欠いてダルムシュタット戦に臨んだ。その影響もあってか、内田篤人が昨年12月のELザルツブルク戦以来、約4ヶ月ぶりの公式戦ベンチ入りを果たした。

 最下位を相手に勝利が求められたシャルケだったが、序盤に先制を許してしまう。11分、ダルムシュタットはヘラーのアシストからヴランチッチが左足でゴールを陥れた。

 70%近いボール支配率で攻め立てるシャルケだが、なかなか同点ゴールを奪えない。後半に入って55分にはアブデジャイを下げてディ・サントを投入。さらに67分にはガイスをベンタレブに代えて状況の打開を図った。

 すると75分、シャルケはアオゴのクロスに右サイドを猛然と駆け上がってきたSBのコケが頭で合わせて同点に追いつく。だが、直後にアクシデントが待っていた。

 81分、最後の交代枠を使ってカリジューリを下げてシェプフを投入した直後、CBのケーラーが抜け出そうとした相手を引き倒して一発レッドカード。シャルケは残り10分間を10人で戦わなければならなくなってしまう。

 それでもなんとか持ちこたえ、試合終了かと思われた後半アディショナルタイムの93分、セットプレーの流れからゴール前で混戦が生まれ、ダルムシュタットのゴンドルフが押し込んで土壇場で劇的な勝ち越し点を奪った。

 そしてそのまま試合終了の笛が吹かれ、終始劣勢に立たされていた最下位ダルムシュタットがシャルケに2-1で勝利。ブンデスリーガ今季初出場が期待された内田に出番が訪れることはなかった。

【得点者】
11分 1-0 ヴランチッチ(ダルムシュタット)
75分 1-1 コケ(シャルケ)
90+3分 2-1 ゴンドルフ(ダルムシュタット)

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【了】

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