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久々出場の長友に伊紙は好意的評価「スソを無効化した」「欠場続きは説明がつかない」

インテルは現地時間15日、セリエA第32節でミランとのダービーマッチを戦い、2-2のドローに終わった。"スソ対策"として10試合ぶりの先発に起用された長友佑都に対し、現地メディアはその役割を遂行したとして及第点やそれ以上の評価を下している。(文:神尾光臣【ミラノ】)

text by 神尾光臣 photo by Getty Images

長友、10試合ぶりの先発はダービーマッチ

長友佑都
インテルの長友佑都【写真:Getty Images】

 ミラノダービーから一夜明けた16日、イタリアの地元紙は長友に対し、及第点かそれ以上の評価をしていた。スソをおおむね抑えていたことについては一定の評価が下されていたし、中にはここまで試合で使われなかったことについて「パフォーマンスを見れば説明がつかない」と評したところもあった。

 以下は各紙の寸評及び評点。

『ガゼッタ・デッロ・スポルト』 5.5
「特に損害をもたらしたわけではない。だがスソがダッシュをすると、目に見えて困難に陥った。攻撃参加を試みるも結果は特別なものにはならなかったし、終盤は苦しむ」

『コリエレ・デッロ・スポルト』 6
「1月の終わりからスタメンで出場したことはなかったが、恐るべきスソと対戦。しかしペリシッチの助けもあり、うまくやれていた」

『トゥットスポルト』 6.5
*採点欄の見出しには「長友はスソを無効化する」との記述も。

「1月28日のペスカーラ戦以来スタメン出場していなかった。スソをマークしたこのパフォーマンスを見れば、説明のつかない追放措置だ。アンサルディの退色はかなり濃厚だというのに」

『コリエレ・デッラ・セーラ』 6
「スソと対峙しノーガードで張り合い、彼の脅威的な能力を制限した。長友に関してはピオリの判断は良かった」

『ラ・レプッブリカ』 6
「結局のところ、脅威的なスソをよく警戒していた。2-1となるクロスを含め、彼にさせたのは必要最低限の仕事だけだ。9試合に渡って試合に出ていなかったのだ」

(文:神尾光臣【ミラノ】)

【了】

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