ダビド・ビジャとアンドレア・ピルロ【写真:Getty Images】
現地時間の14日に行われた北米メジャーリーグサッカー(MLS)のフィラデルフィア・ユニオン対ニューヨーク・シティFC戦で、NYシティの元スペイン代表FWダビド・ビジャが約50メートルの距離からのスーパーゴールを記録した。
NYシティが1-0でリードして迎えた試合終了間際、自陣ゴール前から前線へ蹴り出されたボールを追ったビジャは、相手選手と競り合ってマイボールにするとすぐさま右足を一閃。センターサークル横から放たれたボールは大きな弧を描き、相手GKの頭上を抜いてゴールに収まった。
『ESPN』の計測によれば、ビジャのシュートが放たれた位置はゴールから53.5ヤード(約48.9メートル)の距離だった。同メディアが記録を保持している2012年以降ではMLSで最長距離からのゴールだという。
ビジャのスーパーゴールには、チームメートである元イタリア代表のMFアンドレア・ピルロも脱帽。「今までのキャリアを通して見てきた中でも最高のゴールのひとつだ」とベテランストライカーに向けた賛辞をMLS公式サイトが伝えている。
スペイン代表の歴代最多得点記録を持ち、バレンシアやバルセロナなどでも活躍したビジャは、現在35歳。2015年に加入したNYシティでも昨季まで2年間で40ゴールを挙げる活躍を見せている。
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