長友佑都(左)と本田圭佑(右)はミラノダービーに出場できるのだろうか【写真:Getty Images】
現地時間15日に行われるセリエA第32節、インテル対ミランは両チームにとって来季の運命を左右する大一番になりそうだ。
現在ミランは6位、インテルは7位につけ両者の勝ち点差は2ポイント。ミラノダービーの結果しだいでは差が広がるか、逆転の可能性がある。また来季の欧州カップ戦出場権獲得のために両チームとも負けるわけにはいかない状況だ。
さらに今回のミラノダービーは、初めての“チャイナ・ダービー”となる。先日ミランの中国資本への株式売却が完了し、31年間続いたシルヴィオ・ベルルスコーニ体制が幕を下ろした。両チームが中国からの投資を受け入れてから初めての対戦となる。
では、それぞれに所属する日本人選手は出場できるのだろうか。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』による予想スタメンによれば、インテルの長友佑都は先発、ミランの本田圭佑はベンチスタートと予想されている。
インテルが夏に放出する選手の1人と見られている長友にとっては、再び評価を獲得する千載一遇のチャンス。レギュラーを取り戻し、残留するためには猛アピールが必要だ。
ミランの本田はいつも通りベンチから出場機会をうかがう。前線のメンバーはスソ、カルロス・バッカ、そしてジェラール・デウロフェウの3人が確固たる地位を築いており、彼らの牙城を崩すのは容易ではない。
初の“チャイナ・ダービー”はどんな試合になるだろうか。キックオフは日本時間15日19時半(現地時間15日12時半)予定となっている。
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