前回のミラノダービー【写真:Getty Images】
現地時間15日に開催が予定されているインテル対ミランのダービーマッチで、ミランは白のアウェイ用ユニフォームを着用して戦うことになった。13日付の伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、20年ぶりのことだという。
ともにミラノを本拠地とする2チームは、インテルが青と黒の縦縞、ミランが赤と黒の縦縞というチームカラーのユニフォームで毎年2回のダービーマッチを戦ってきた。2つの縦縞が緑のピッチ上に描き出すコントラストは、ミラノのみならずセリエAを象徴する光景のひとつだと言える。
だが、昨年11月に行われた今季最初の対戦では、両チームのユニフォームがあまりにも見分けづらいことが問題視された。今季のデザインはどちらも黒の面積が大きく、遠目にはどちらも黒っぽいユニフォームを着ているように見えてしまった。
その教訓を活かし、15日の試合ではアウェイ側扱いとなるミランが白のユニフォームを着ることが決定された。ミランがダービーマッチで最後に白いユニフォームを着たのは1997年であり、20年ぶりとのことだ。
なお、今回のミラノダービーは異例の”ランチタイム開催”となることも決定されている。通常のナイトゲームではなく現地時間12時30分から開始される試合は、日本時間では19時30分のキックオフとなる。
【了】