ドルトムントの香川真司【写真:Getty Images】
現地時間12日にチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグの試合が行われ、ドルトムントはホームでモナコと対戦し2-3で敗れた。この試合で先発出場した日本代表MF香川真司は1ゴール1アシストを記録した。この活躍を複数の独メディアが報じている。
『ran』では「開始直後のオーバメヤンへのスルーパスはモナコDFに惜しくもカットされた。守備でも前線からのプレスで相手の攻撃を阻止していた。デンベレへのアシストは素晴らしかったし、ゴールの場面もボールタッチからシュートまでワールドクラスだった。この日の日本人はとても素晴らしい活躍をした」と香川のプレーを絶賛している。
さらに『sportbuzzer.de』は、「世界最高峰の大会でこの日本人は周囲を魅了するパフォーマンスを見せた。前半(31分)のギンターからのパスはゴールを決めなければならなかった。その後はドルトムントのベストプレーヤー。1アシストに加え素晴らしいゴールを決め準決勝に望みをつないだ」とこちらも活躍を大きく伝えている。
また『fussballtransfers.com』では評点が掲載されており、同メディアは28歳のゲームメーカーに対しチームトップの「2」を付けた。(ドイツの採点は「6」が最低で11段階に分かれており、数字が小さいほど評価が高い)
なお記事では「開始5分のオーバメヤンへのスルーパスが通っていれば、また前半のシュートチャンスを決めていれば試合結果は変わっていたかもしれない。後半の香川は1ゴール1アシストとさらにパフォーマンスを上げた」と寸評を掲載している。
2ndレグは19日にアウェイで行われる。ホームで敗れたドルトムントが準決勝に進出するためには、最低でも2得点以上を奪って勝利しなければならない。
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