ユベントスのパウロ・ディバラ【写真:Getty Images】
ユベントスは13日、アルゼンチン代表FWパウロ・ディバラとの契約を2022年6月30日まで延長したことを発表した。
現在23歳のディバラは、2015年夏にパレルモからユベントスに加入。最初の契約は2020年までとなっていたが、2年間の延長が決まった。
伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、新契約での年俸は750万ユーロ(約8億7000万円)に引き上げられるとのことだ。FWゴンサロ・イグアインと並びチーム最高年俸の選手の一人となるという。
また、今回の契約延長に伴い、前所属クラブのパレルモとの合意で設定された「パフォーマンスボーナス」の支払いが実行されることも発表された。パレルモには800万ユーロ(約9億3000万円)が支払われる。
ディバラはユーベ1年目の昨季、公式戦46試合で23ゴールを記録。今季は負傷離脱もあったが計16ゴールを挙げており、先日のチャンピオンズリーグのバルセロナ戦でも2得点の活躍でチームを3-0の勝利に導いた。
そのバルサやレアル・マドリー、チェルシーなどが獲得に関心を抱いていることも報じられていたが、条件面を大幅に引き上げての契約延長はユーベとディバラ双方による決意表明と取れる。アルゼンチン代表でもリオネル・メッシの後継者として期待されるニュースターは、イタリア王者の一員としてさらなる飛躍を目指していくことになりそうだ。
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