バイエルン・ミュンヘン対レアル・マドリー【写真:Getty Images】
現地時間12日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグのバイエルン・ミュンヘン戦でレアル・マドリーが黒一色のユニフォームを着用したのは、バイエルン側の”験担ぎ”によるものだという。12日付のスペイン紙『マルカ』が伝えた。
準々決勝屈指の好カードは、アウェイのマドリーがFWクリスティアーノ・ロナウドの2得点により2-1で先勝する結果となった。チームカラーから”白い巨人”と呼ばれるマドリーだが、この試合で着用したのは上下、ソックスとも黒のユニフォームだった。
アウェイチームがユニフォームの色を変更するのは特におかしなことではないが、バイエルンとの対戦で白以外のユニフォームを着用するのは今回が初めてだったという。バイエルンのユニフォームは赤だが、パンツは白を選択したため、マドリーが白いユニフォームを着ることはできなかった。
バイエルンは、3年前のマドリーとの対戦での嫌なイメージを変えたかったのではないかとみられている。2013/14シーズンのCL準決勝で両チームが対戦した際には、バイエルンはホームでの2ndレグで上下とも赤のユニフォームを着用し、白いユニフォームのマドリーに0-4で大敗する結果に終わった。
とはいえ、バイエルンは今季CLの他のホームゲームでも赤いシャツに白いパンツを着用してきた。特にマドリーを意識しての選択ということはないかもしれない。
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