爆発事件の影響で延期されたモナコ戦。チームには心理面にも影響
希望を繋いだ。2017年4月12日のチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグ、ボルシア・ドルトムントはホームでASモナコと戦った。
本来であれば前日の11日に行われるはずだったモナコ戦。ドルトムントのチームバスを狙った爆発事件の影響で、翌12日に延期となっていた。そして当日、事件の渦中で負傷したマルク・バルトラは、もちろんベンチにすら入ることは叶わなかった。試合後にユリアン・バイグルが残したメッセージ。
「僕らは誰もが君のことを思っている! 僕らは君のために戦った!」
バイグルによれば、「昨日」の「出来事」はチームに“影響”を与えていた。
「様々なシチュエーションで、人々は様々な考え方をするものだ。そしてそれは昨日にも当てはまる。だけど試合の始まりには、その出来事が僕らに尾を引いていたことが誰にも見て取れただろうね」