ドルトムントのスタジアム(ジグナル・イドゥナ・パルク)【写真:Getty Images】
爆発事件によって延期されたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグの試合が現地時間12日に行われ、ドルトムントはホームでモナコと対戦し2-3の敗戦を喫している。この試合後にスタジアムの出口付近で”不審物”が発見されたようだ。12日に独紙『デア・ヴェステン』が報じている。
同紙によると、試合中にいくつかの出口を閉鎖し試合終了後も南東出口が閉鎖されたとのこと。ドルトムント警察はその理由について「南東出口は試合終了のホイッスルと共に閉鎖した。我々は出口付近で”不審物”を発見したからだ。チェックした後、全ての出口を開いている」と語っている。
南東出口に加えて北側出口も閉鎖しており、北や東側から出るサポーターは4分ほどスタジアム内に残ることになったようだ。不審物に関しては、爆弾だったのか別の物だったのかについては明らかにされていない。この試合の前日、ドルトムントのバスが爆発に巻き込まれている。警察は2人の容疑者を特定して家宅捜索を行い1人を拘束している。
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