ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督【写真:Getty Images】
11日のチャンピオンズリーグ(以下CL)準々決勝1stレグに臨むユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督だが、対戦相手であるバルセロナとの相性は最悪のようだ。
同監督はミラン時代に8回、ユベントスで1回、計9回バルセロナとの対戦経験がある。しかし、成績は1勝3分け5敗と全く振るわない。
勝利したのはミラン時代の2012/13シーズン、CL準々決勝1stレグ(2-0)のみ。結局は2ndレグの0-4での敗戦でその勝利も無駄なものとなってしまった。つまり一度もバルサを敗退に追いやったことがないのだ。
最近の対戦は、2014/15シーズンのベルリンで行われたCL決勝となる。一度はアルバロ・モラタ(現レアル・マドリー)の得点で追いつくものの、ルイス・スアレス、ネイマールのゴールを浴びて結局1-3での敗北。またしてもバルサ相手に苦杯をなめる形となった。
だがアッレグリ監督はバルサとの対戦を恐れてはいないようだ。準々決勝の組み合わせ抽選後のインタビューではこう語っている。
「私にとってはバルセロナのようなクラブと対戦することは特別なことではない。すでに9回も対戦したことがあるからね。同じようにユベントスのようなクラブもバルセロナのような偉大なクラブと対戦することを特別視してはいけない。普通のことなんだ。なぜなら私たちは今季を含め過去3シーズンで2度もベスト8へ進出しているのだから」
記念すべき10度目の対戦となる11日の試合は、幸運なことにホームのユベントススタジアムで行われる。ホームのサポーターの後押しを受けながら、バルサ撃破のための足掛かりとなる1stレグ。ホームで勝利を挙げることができるのか。名将アッレグリ監督の手腕に期待がかかる。
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