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香川真司 8年前

香川、CLモナコ戦先発へ。3年ぶり8強進出のドルト、攻撃的な展開で輝ける人材

ドルトムントは現地時間11日、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグでモナコをホームに迎える。バイエルン戦は大事をとって欠場した香川真司だが、トーマス・トゥヘル監督は「確実に計算にいれている」と述べるように、先発に復帰しそうだ。(取材・文:本田千尋【ドルトムント】)

text by 本田千尋 photo by Getty Images

似た者同士のドルトムントとモナコ。フランス代表監督も注目の一戦に

香川真司
モナコ戦での先発が予想される香川真司【写真:Getty Images】

 CLで輝けるか。2017年4月11日のチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグ、ボルシア・ドルトムントはホームにASモナコを迎える。

 他会場のユベントス対バルセロナ、バイエルン・ミュンヘン対レアル・マドリーといったカードに比べれば、華はないかもしれない。しかしドルトムントからすれば、このモナコ戦が今季のハイライトであり、“決戦”であることに変わりはない。ドルトムントがベスト8を戦うのは、2013/14シーズン以来3季ぶりのことになる。

 10日付の『キッカー』誌に寄せたコラムの中で、フランス代表監督ディディエ・デシャンは「攻撃的なスペクタクルを期待している」と記している。

 準々決勝で行われる4つの試合の中で、デシャンが最も関心を寄せるカードは、何よりドルトムント対モナコなのだそうだ。理由は両クラブには“共通点”があるから。モナコも14/15シーズン以来と久々のベスト8進出である。そして両チームともに若く攻撃力のある選手を揃えており、FWに“クオリティの高い個”が居座っている。

 モナコであれば“老兵”ファルカオと“新星”キリヤン・ムバッペ。ドルトムントであればお馴染みのピエール=エメリク・オーバメヤン、ウスマヌ・デンベレ、そしてマルコ・ロイスだ。デシャンはドルトムントを「BVBはどんな場合でも危険な対戦相手だ」と評している。つまりデシャンから見れば、ドルトムント対モナコの一戦は、攻撃面に特徴のある“似た者同士の対戦”なのだ。

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