アルゼンチン代表を率いていたエドガルド・バウサ監督【写真:Getty Images】
アルゼンチンサッカー協会(AFA)のクラウディオ・タピア会長が10日、アルゼンチン代表を率いるエドガルド・バウサ監督を解任したと発表した。10日に『クラリン』など複数のアルゼンチンメディアが報じている。
同メディアによると、タピア会長は記者団に対して「もはやバウサはチームの監督ではない」と明かしたとのこと。現地時間11日の19:30から会見を開くことも明かしている。また、スペイン紙『マルカ』は、後任としてセビージャを率いるホルヘ・サンパオリ監督の名前が浮上しており、金曜日にタピア会長が話し合いのためスペインに向かうと伝えた。
バウサ監督は昨年8月、コパ・アメリカ・センテナリオ優勝を逃したあと辞任したヘラルド・マルティーノ前監督の後任としてアルゼンチン代表監督に就任。だが成績は振るわず、アルゼンチン代表はロシアW杯出場に向けて苦しい戦いを強いられている。現地時間3月28日に行われたボリビア戦に敗れたことで、アルゼンチンは南米予選の5位に後退していた。
後任候補のサンパオリ監督は、チリ代表を率いていた2015年にコパ・アメリカでアルゼンチンを下して優勝を飾るなどの実績を残している。今季から就任したセビージャでもチームをリーグ上位に躍進させている手腕を見せていた。
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