ミランの買収が間近か【写真:Getty Images】
イタリア・セリエAの名門クラブであるミランの買収手続きがようやく完了しそうだ。伊メディア『スカイ』などは、今週中にも正式に決定する見通しとなったと伝えている。
ミランは以前からクラブ売却に動いていた。中国の投資ファンドであるシノ・ヨーロッパ・スポーツ(SES)を通じて買収することが合意に達しており、当初は昨年末に決着がつく予定だったが、中国政府の承認が得られなかったとして延期になっている。3月に延期されたが再び先延ばしになり、最終的に交渉が破談になる可能性も噂になった。
だが、ようやく最終的な決定を迎えることになりそうだ。取引をまとめるため、中国投資家集団は11日にミラノを訪れて最終交渉に臨むという。報道によれば、13日か14日には正式にオーナーが変更する可能性が高まっているようだ。
ミランは15日にインテルとのダービーマッチを控えている。『コッリエレ・デッラ・セーラ』はミランにとって「一年で最も重要な一週間」と位置づけた。
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