サウサンプトンでキャプテンを務めた吉田麻也【写真:Getty Images】
サウサンプトンに所属する日本代表DF吉田麻也は、現地時間8日に行われたプレミアリーグ第32節のウェスト・ブロムウィッチ戦でキャプテンを務めた。
FAカップ3回戦再試合のノリッジ戦でもキャプテンマークを巻いた吉田だが、プレミアリーグではこれが初めて。チームもアウェイで1-0の勝利を収め、2連勝を飾った。
英大手メディア『ESPN』は吉田に「7」の評価を与え、「(ウェスト・ブロムウィッチのベネズエラ代表FW)サロモン・ロンドンの空中戦の脅威を見事に抑えた。サウサンプトンの“キャプテン・ファンタスティック”として、クロード・ピュエル監督の試合前の要求を正当化させた」と伝えた。
普段はオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクや北アイルランド代表MFスティーブン・デイビスがキャプテンを務めることの多いサウサンプトンだが、ウェスト・ブロムウィッチ戦は両選手とも欠場。それにより、吉田にキャプテンの役割が巡ってきた。
ピュエル監督は試合前、「彼は力強い選手だ。マヤは昨季はスタメンではなかったが、今季は素晴らしいし、進歩している。私にとって、彼はもうひとりのキャプテンだ。ファン・ダイクやデイビスの次のキャプテンにはマヤがいる。これは重要なことだ」と、吉田に言及していた。
日本代表でもワールドカップ最終予選で2試合連続のキャプテンを務めたように、クラブでもキャプテンシーが高く評価されているようだ。
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