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武藤嘉紀所属のマインツ、5連敗で降格危機も監督交代なし。SDも監督を「100%信頼」

text by 編集部 photo by Getty Images

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マインツの武藤嘉紀【写真:Getty Images】

 日本代表FW武藤嘉紀が所属するマインツのマーティン・シュミット監督はシーズン終了までチームを指揮することになりそうだ。9日付けのマインツの地元紙『アルゲマイネ・ツァイトゥング』が報じている。

 現地時間8日に行われたブンデスリーグ第28節でマインツはアウェイでのフライブルクと戦い0-1で敗れた。この試合でツートップの一角でフル出場した武藤だったが無得点に終わった。なお、チームは5連敗となり順位も15位と入れ替え戦に回る16位のアウグスブルクとは勝ち点で並んでおり、得失点差でわずかに上回っている状況だ。

 このような危機的状況に対しルーヴェン・シュレーダーSD(スポーツディレクター)はフライブルク戦後「もちろん、5連敗というのは普通の状況ではない」と前置きしながら「しかし、マーティンは今後もマインツの監督だ。彼を100パーセント信頼している。我々は一緒にこの状況を乗り越えていくし、残りの6試合を全力で戦っていく」と続投を宣言した。

 続けてシュレーダーSDは「もしサッカーの神様がいるなら、これから徐々にマインツに微笑んでくれるだろう。私はチームがこれまでしてきた努力が報われることを強く信じている」と今後のチームの巻き返しを信じている。

 前節が終わった時点で監督の去就についての様々な憶測が流れていたが、今回のシュレーダーSDの発言でその騒動にも決着がついた形となった。クラブはシュミット監督に残りの試合を託すことになった。

【了】

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