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レアル、肋骨骨折のペペも離脱。バイエルン&バルサ戦控えCB不足に

text by 編集部 photo by Getty Images

ペペ
レアル・マドリーのペペ【写真:Getty Images】

 重要な試合が相次ぐ時期に、レアル・マドリーは深刻な“センターバック不足“に陥ってしまうことになるかもしれない。

 現地時間8日に行われたリーガエスパニョーラ第31節の試合で、レアル・マドリーはアトレティコ・マドリーとのダービーマッチを戦い、1-1のドローに終わった。FKからのボールにヘディングで合わせたDFペペのゴールで先制したものの、アトレティコのFWアントワーヌ・グリーズマンに残り5分での同点ゴールを許した。

 52分に先制点を記録したペペは、負傷により66分に途中交代を余儀なくされた。試合後にはクラブから、肋骨の骨折と診断されたことが発表されている。具体的な離脱期間の見通しは示されておらず、今後の経過が見守られることになる。

 マドリーの守備陣では、DFラファエル・ヴァランも負傷により離脱中。4月には12日と18日にチャンピオンズリーグ準々決勝のバイエルン・ミュンヘン戦、23日にはリーガでのバルセロナ戦と大一番が相次ぐマドリーだが、2人のCBを欠いての戦いを強いられることになる。

 これ以上の負傷者を出さないことだけでなく、イエローカードにも注意しなければならない。ペペとの交代でアトレティコ戦に途中出場したDFナチョは今季すでに4度の警告を受けている。15日のスポルティング・ヒホン戦でもイエローカードを受ければバルサ戦は累積警告で出場停止。主将のセルヒオ・ラモスしかCBがいないという状況にもなりかねない。

 なお、FWクリスティアーノ・ロナウドも今季4回の警告を受けており、クラシコに出場するためにはヒホン戦を警告なしで終えなければならない。一方DFダニエル・カルバハルはアトレティコ戦で受けた警告によりヒホン戦に出場停止となり、バルサ戦前にカードを“精算“している。

【了】

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