ケルンの大迫勇也【写真:Getty Images】
【ケルン 2-3 ボルシアMG ブンデスリーガ 第28節】
ドイツ・ブンデスリーガ第28節が現地時間の8日に行われ、ケルンはホームでボルシア・メンヒェングラッドバッハ(ボルシアMG)と対戦した。
先月23日に行われた日本代表のUAE戦で負傷して戦列を離れていたケルンのFW大迫勇也は、前節まで2試合を欠場。今回も出場にはまだ早いと予想されていたが、ベンチに復帰してチャンスを待つことになった。
試合は前半13分、右からのCKにヴェステルゴーが頭で合わせてボルシアMGが先制。ケルンもその5分後、モデストのアシストからクレメンスが決めて1-1の同点に追いついた。
大迫は後半開始からピッチに登場し、3試合ぶりの復帰となった。だが55分にはボルシアMGのトラオーレがゴール前へ入れたボールに対し、T・アザールが飛び込んだことがGKを惑わせ、バウンドしたボールがゴール内へ。アウェイチームが再びリードを奪う。
ケルンも前半に続いてすぐさま反撃。右サイドからヨイッチが蹴り入れたFKに、エースのモデストが右足ボレーで合わせて2-2の同点ゴール。得点ランク上位を争うモデストは今季23点目のゴールとなった。
大迫も積極的にチャンスに絡み、逆転のゴールを生み出そうとしていたが、80分にまたしても勝ち越したのはアウェイのボルシアMG。左からのクロスに合わせたドルミッチのシュートは左ポストを叩いたが、跳ね返ったボールをシュティンドルが押し込んだ。
3度目の同点ゴールが生まれることはなく、そのまま2-3で試合終了。勝ち点40で5位のケルンに対し、ボルシアMGも勝ち点わずか1ポイント差に迫り、来季ヨーロッパリーグ出場権争いは大混戦となりつつある。
【得点者】
13分 0-1 ヴェステルゴー(ボルシアMG)
18分 1-1 クレメンス(ケルン)
55分 1-2 トラオーレ(ボルシアMG)
58分 2-2 モデスト(ケルン)
80分 2-3 シュティンドル(ボルシアMG)
【了】