アトレティコ・マドリーのアントワーヌ・グリーズマン【写真:Getty Images】
レアル・マドリーは、宿敵アトレティコ・マドリーのエースであるフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンを2018年に獲得するため秘密裏に動き始めているのだという。8日付の仏紙『レキップ』が報じている。
2014年に加入したアトレティコでゴールを量産し、フランス代表としてもEURO2016得点王に輝くなどの活躍を見せてきたグリーズマンに対して移籍の噂が絶えることはない。多くのビッグクラブが獲得に向けて関心を示していると噂されてきた。
8日に行われたレアル・マドリーとアトレティコのダービーマッチに先立ち、同日付の『レキップ』紙は一面で、レアル・マドリーがグリーズマンの獲得に向けた「シークレットプラン」を準備していると伝えた。2018年夏の獲得を目指しており、その時点で33歳となっているFWクリスティアーノ・ロナウドの後継者に据えることを想定しているとのことだ。
一方、グリーズマンの代理人であるエリック・オラツ氏は、マドリーを含む複数のクラブが同選手に関心を示していることを認めている。「チェルシーやマンチェスター・シティ、バルセロナ、レアル・マドリーが彼の状況を確認するため連絡してきた」とフランスラジオ『RMC』に語った。
アトレティコとの契約には、1億ユーロ(約118億円)という巨額の契約解除金が設定されている。「契約条項により、移籍先の候補はかなり絞られてくる。アトレティコが値引きをすることは全くないからだ」とオラツ氏は話している。
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