齋藤学と中村俊輔【写真:Getty Images for DAZN】
明治安田生命J1リーグ第6節が8日に行われ、横浜F・マリノスとジュビロ磐田が対戦した。
横浜FMの“10番”齋藤学が、前任者・中村俊輔の前で躍動した。
前半26分、左サイドでボールを受けた齋藤はドリブルで持ち込みクロスを上げる。そのボールにマルティノスが頭で合わせて横浜FMが先制した。
その後同点ゴールを許したものの、後半も終盤に差し掛かった73分に再び齋藤が輝きを放った。コーナーキックの流れから低めにポジションをとっていた“10番”にボールが渡り、ペナルティエリア内でマークが甘くなっていた金井貢史に浮き球のパスを送る。
そして金井は冷静にDFを制し、右足でGKカミンスキーが守るゴールに勝ち越し弾を突き刺した。今季から横浜FMの“10番”を受け継いだ齋藤は、磐田に移籍した前任である中村俊輔に2アシストという形で自らの成長を見せつけた。
試合はそのままスコア動かず、2-1で横浜FMが勝利。新“10番”が、旧“10番”去りし後のトリコロールに新たな時代がやってきたことを印象づける活躍でチームを勝利に導いた。
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