リバプールのサディオ・マネ【写真:Getty Images】
リバプールのセネガル代表FWサディオ・マネは、負傷により手術が必要な見通しとなり、今シーズン中の戦列復帰は難しい状況となった。7日付の英メディア『スカイ・スポーツ』などが伝えている。
マネは現地時間1日に行われたプレミアリーグ第30節のエバートンとのダービーマッチで負傷し、途中交代を余儀なくされていた。膝の靭帯を痛めたことが懸念されている。
「手術を受けなければならないのは確実だと考えている。いつになるかは分からないが、彼のシーズンが終わったことは明白だ」とユルゲン・クロップ監督はマネの状態について語った。「今シーズン再びプレーすることは不可能だろう。来シーズンまで長い休暇になる」
サウサンプトンから今季リバプールに加入したマネは、ここまでリーグ戦でチーム最多の13ゴールを記録するなどの活躍を見せてきた。現在3位に位置し、残り7試合でチャンピオンズリーグ出場圏内の4位以内を維持したいリバプールにとっては大きな痛手となりそうだ。
7日付の英紙『ミラー』は、今季のリバプールが「いかにマネに依存しているか」を示すデータを伝えている。リバプールは今季プレミアリーグで、マネが出場した27試合で17勝を挙げる一方で、欠場した4試合では1勝もできていない。
マネが出場した試合の平均得点が1試合あたり2.3ゴールなのに対し、欠場した試合は1.3ゴール。平均失点も出場時1.1ゴールに対し、欠場時には2.0ゴールと大きな差が生まれている。
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