マリオ・バロテッリ【写真:Getty Images】
現地時間7日に行われたリーグアン第32節でニースはリールと対戦し、アウェイで2-1の勝利を収めた。FWマリオ・バロテッリが2ゴールを決めて勝ち点3の獲得に貢献している。
昨年夏にニースの一員となったバロテッリは、昨年9月11日のマルセイユ戦で2ゴールを挙げると、その後もコンスタントにゴールを決めてかつての輝きを放ちつつあった。
3月以降、再び調子を上げている様子の元イタリア代表FWは、リール戦で昨年12月18日以来となる1試合2ゴールを達成。優勝争いを続けたいニースに勝ち点3をもたらした。
ドッピエッタ(1試合2得点)は久々だが、バロテッリはニースで初めての出来事も経験している。ここまでリーグアンで11ゴールを挙げてきた彼は、その全てがホームでの得点だった。アウェイではこれが初めてのゴールということになる。
意外にも、バロテッリはアウェイゲームをあまり得意としていない。最後に敵地でのリーグ戦でゴールを決めたのはミラン在籍時の2015年9月で、そのときの相手はウディネーゼだった。
今シーズン、リーグ戦以外ではアウェイでもゴールを決めていたバロテッリだが、リーグアンで決めていないことは本人も分かっていたはず。苦手克服でさらに飛躍したいところだ。
バロテッリの活躍で暫定2位に浮上したニースは、首位モナコと勝ち点1差。2試合多く消化しているが、優勝に望みをつないでいる。
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